※この記事はリクルート(ゼクシィ)主催のグッドウェディングアワード2025で全国ベスト50に選ばれた結婚式のパーティーレポートです

 

今回ご紹介するおふたりの結婚式のテーマは「繋がるご縁」

結婚式当日を迎えるまでに紡いだ1つ1つのご縁、そのどれが欠けても今日という日を同じように迎えることはできなかったはず。。。。

当たり前のようだけれど数々の「ご縁」が重なって迎える結婚式の日

感謝を平等に伝えたいという新郎新婦のおふたりと何度も打ち合わせを重ねながら考えた結婚式は、おふたりもゲストも大満足の1日になりました

 

まずは受付を終えられた方にウェルカムパーティーで新郎自ら感謝を伝えるために生ハムのカッティングサービス

挙式前に新郎新婦に会えると思っていなかったゲストにとってはプチサプライズとなり、しっかりお写真と会話を楽しんでもらえました

 

感謝ムービーから始まった挙式の時間には、おふたり自身とゲストの皆様からの10年後のおふたりへ込めたメッセージカードをあらかじめ準備しておいた瓶の中に入れてコルクの蓋をさいて頂きます。蓋の上にはパウダー状のキャンドルの粉と芯を立ててご両家のお父様お母様から受け継いだ火種でキャンドルの芯に火をともして頂きました。

やがて粉のキャンドルが融けて瓶にキャンドルの封がされます。

毎年記念日にこのキャンドルを灯して頂くと10年後、手紙を取り出すことができ、この日の感動や思いがよみがえるようにとの思いを込めました

火種を持って来てくれたご両親にはお礼にコサージュのプレゼント

 

パーティーが始まる前にはフラワーブッフェでゲストが各テーブルを思い思いのお花で彩ります。

準備ができたところでおふたりの入場

ふたりからは1番素敵だと思ったテーブルのゲストに景品をプレゼントして楽しい雰囲気でパーティーをスタート

 

更にボルテージを上げていくために乾杯はおふたりからのコール&レスポンス乾杯で!

自らマイクを握って会場をおふたり自身で盛り上げていきます

 

もちろんそれだけでは終わりません

ご縁の最も深いご友人からスピーチを頂いた後は新郎自らローストポークをゲストにふるまいます。

新郎がカットしたお肉を新婦がゲストにサーブ

ウェディングケーキに代わる共同作業ですね!

 

「この方とご中座です!」のコメントの後、スクリーンに懐かしの写真が映し出され、中座される皆さんがそのお写真と同じポーズを取って新郎、新婦をエスコート

 

再入場後はお腹の中のお子さんの性別を当てるジェンダーリビールをウェディングケーキを使って行いました

ケーキカットしたケーキの中身がブルーベリーのソースなら男の子、苺なら女の子で、見事当てた方にはおふたりからのプレゼント、外れた方にもデザートブッフェで楽しんでもらいました!

 

パーティーのエンディングでは、この先もずっと新郎新婦とゲストの皆様のご縁が続くようにと思を込めて、挙式前の時間から持って頂いていたリボンを繋げて会場内に大きな輪を作って頂きました。

新郎新婦のところまでリボンがつながったところで、お父様に挙式の時にお渡ししたコサージュを手に取って頂き、巻いてあるリボンを解いてもらうと・・・

入っていたのはおふたりの結婚指輪

これにはお父様たちも、おふたりもびっくり!

その指輪をおふたりが幸せになるよう思いを込めてゲストひとりがリボンを通しておふたりの元へ渡していきます

皆様に見守られての指輪交換後、挙式の中で灯し、ずっとこの日を見守り続けてきた10年キャンドルをそっと吹き消します

また来年の今日の日に、このご縁を思い返しながら灯す、そう誓って・・・

 

ゲストにとってひとりひとりに「平等」に感謝を伝えることは難しいけれど、「結婚式に来て下さる皆様が笑顔になり楽しかったと感じて欲しい」その気持ちを、ゲストの皆様に平等に感じてえたら・・・

こうして始まった打ち合わせでしたが、当日はその気持ちの通り本当に本当に幸せな時間となりました

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